【麻雀】リーチの基準~リーチするかダマにするか~

 

麻雀ネタです。

麻雀好きで経験も10年ほどになりますが、未だにリーチするかダマテンにとるかの判断が曖昧というか、自信がありません。

まぁ、100%の正解なんて無いのだろうし、それは神のみぞ知るところでしょう。

よって、ここで「各々の局面でのリーチとダマテンのメリットとデメリット」を取り上げていき、自分なりにリーチ基準をこうする!ということをここで決意したいと思います。

 

1 リーチについて

(1)メリット

  1. 「リーチ」という飜数が追加され、得点力が上がる。
    裏ドラというボーナスも追加
    ドラのみの出上がりができない手も出上がりできるようになる
  2. ツモ切りマシーンの誕生
    ほぼ「デメリット」だが、強制ツモ切り効果で、普段なら切れない危険牌もバンバン押していくことができる。(通るとは言っていない)
  3. 他家の足止めとなる(重要)
    ベタオリ、回し打ちさせることで手を遅らせる
    相手が鳴く場になりやすく、結果相手の得点力を減少させる
  4. どうしても「ツモ」したいが安目でも上がる場合
    ツモり三暗刻、四暗刻といった状況では出上がりの可能性が低くなるリーチが最適
    出上がりだったとしても、飜数アップ、裏ドラ有りのリーチで救われる

 

(2)デメリット

  1. 1000点を支払う必要がある
    この供託棒は大きい。他家が上がって奪われる可能性あり
    オーラス等、支払うことで順位が変動する場合は注意
  2. ツモ切りマシーンの誕生
    他家に当たると分かっている牌であっても切るしかない
  3. 出上がりしづらくなる
    テンパイを宣言することで目立つ
    必然的に出上がりしづらくなる

 

2 ダマテンについて

リーチのメリットとデメリットを逆にしたような形になりますが、一応。

(1)メリット

  1. 出上がりしやすくなる
    テンパイ気配を抑えることができ、危険牌も誘い出すことができる
  2. 役があればノーリスクで出上がりできる
    (供託棒の支払い、ツモ切りマシーンにならずに済む)
  3. 他家の動きに柔軟に対応できる
    場合によってはテンパイを崩したり、鳴いたりして手を変えることができる
  4. 安目見逃しが可能
    安目が出ても、一巡でフリテン解消

 

(2)デメリット

  1. 相手への足止め効果はほぼ無い
  2. 自力で手を作る必要があり、その割に手は安くなりがち
    符数計算ができない人は、最終的に点数が足りなくて「リーチしてればぁぁぁ!」と嘆くことがあるかもしれない

 

3 リーチすべき局面を考える

(1)ツモ上がりの期待値が高い手

極端な例を挙げれば、四暗刻である。

リーチでもダマでも、
三暗刻・トイトイ
の満貫ではあるが、できれば出上がりとせず、ツモ四暗刻としたい。

それであれば、相手を脅し、出上がりしづらくなるリーチは最適。

相手を勝負の場から下ろし、自分の役満へのチャンレジ回数を可能な限り増やそう。

仮に出上がりしても、裏ドラが暗刻で乗れば倍満と期待を持てる。

 

また、次のようなツモリ三暗刻もリーチではなかろうか。

出上がりについては、リーチなら、
リーチ・タンヤオの2600点、
ダマテンなら
タンヤオのみの1300点
の手である。

翻って、リーチしてツモ上がれば満貫以上が確定、裏ドラ1枚でも乗れば跳満、暗刻が3丁乗れば倍満にまで化ける手となる。
期待値の側面からも即リーの手と言えるのではないか。

 

(2)手変わりの可能性が低いor待ちが悪くない

例えば以下のような牌姿。

絶好の手変わりは ローソー くらいで、その1枚を引くまでただただズルズル時間を無駄遣いするのはナンセンスと言えよう。

カン パーソー も決して悪くない待ちだ。
リーチしての出上がりはドラドラで5200点という上々の点数。

場況にもよるだろうが、先制リーチしてプレッシャーをかけていきたいところ。

 

(3)他家の仕掛け、手牌が短くなっている等

他家が鳴きで果敢に仕掛けてきている場合はチャンスと言える。

仕掛けた者は例え他からリーチが飛んできても、鳴いた回数に比例して攻め続けなければならない状況となるだろう。
(手牌が短くなるにつれて守ることができなくなっていくことから。)

鳴き仕掛けをするということは、それだけ上がりまで早いということかもしれないが、こちらもテンパイしたなら相手から直撃するチャンスであるのだ。

おそらく、打点の期待値も相手よりもこちらが上回っているはずだ。

 

4 リーチを控える場況を考える

  1. 他家が高い手のテンパイ気配がある等、警戒が必要な場合。
  2. 終盤僅差でトップ目、リー棒で順位がひっくり返ってしまう場合。
  3. ダマでも十分な打点がある手牌の場合。
  4. リーチ者のゲンブツ待ち、軽くリー棒を掻っ攫いたい場合。
  5. あまりに打点が低く、上がり牌が少ない等、待ちが悪い場合。
  6. 流局間近の場合。

 

5 自分なりの結論

この現代麻雀のルール、すなわち赤入りアリアリのルールなら基本的にテンパイ即リースタイルで良いのだと思う。(身も蓋もないが・・・)

それだけリーチという役は強く、打点が高いものであるので、牽制という意味でも強く場に影響を与えることができるのがリーチなのである。

何かクールにダマにしたりだとか、意味もなくダマテンにすることだけは辞めたいと思う。

ダマにするなら、相応の理由を述べることができるように打ち方を考えていきたい。

 

(Visited 1,437 times, 1 visits today)