【2024年最新】静音・省電力重視!おすすめ自作PCパーツ構成

 

強靭!(高性能)、無敵!(省電力)、大喝采!!

 

自作の最大のメリットは『高性能なPCを作ることができること』ではなく、『自分の思ったスペック、見た目のPCを作れる』ことである!

 

さて、2024年最新版!おすすめのデスクトップ自作パソコン構成を紹介していきます!

コンセプトは

  • なるべく最新商品で
  • コストパフォーマンスが良く
  • 小さくて
  • 省エネでエコ

と言った、完全に自己満足構成を紹介していきます。

 

注意 本ページの情報は、2024年1月10日現在のものです。

タイトルのとおり、ここでのコンセプトは『小型・静音・省電力』であり、その他、見た目のスッキリ感やオシャレを重視し、無線LANやBluetoothを内蔵したものを選択していきます。

高性能でゲームが何でもできる!ということが約束されるものではありません。
しかしながら、ノートパソコンやスマホ、タブレットに負けないスペックで、サクサク動くPC構成を目指したものとなっています。

 

1 CPU

CPU選択で重視すべきは、

  • 比較的新しいこと
    → 新しい物の方が低発熱の割にスペックが良い傾向にある
  • TDP値が低いもの
    → 静音・省電力のためにはTDPは低いに越したことはない
  • 値段をよく考える
    → 強力で高価過ぎるCPUは宝の持ち腐れになる場合も

というところか。

また、グラフィックボードが現状では高価であり、さらに発熱や消費電力の観点で避けたいと思うことから、グラフィック機能を備えたCPUをチョイスする。

 

(1)Core i5 13500 BOX(約38,000円)

新たにインテルCPUを買うなら迷わず第13世代を!

Core i5の位置付けはミドルスペックと言えるが、しかしハイスペックである(矛盾)

  • Pコア6(高負荷担当)
  • Eコア8(省エネ担当)

驚異の14コア、スレッドにすると20スレッドという構成となる。

もちろん、Core i7以上のCPUはこれ以上のパフォーマンスがあるものの、大抵の作業はこのCPUで事足りてしまうし、省エネを考えるならTDP的にもこのクラスを選択すべし。

 

(2)Core i3-13100 BOX(約22,000円)

2万ちょいで最新CPUの4コア8スレッド!

上記のi5とは違ってEコアは無い。
ゆえのシンプルな最新CPUと言える。

  • そこまでの性能はいらない、8スレッドで十分
  • コストパフォーマンス重視
  • 省電力重視

という方は、当商品!

とは言え、最新版でシングルコア性能が向上していることから、性能も甘く見ることなかれ。
必要十二分な能力を持っている。

 

(3)Ryzen 5 5600G BOX(約30,000円)

Zen2でも化け物スペックのRyzenシリーズだったが、さらにパワーアップしてZen3(Ryzen第4世代)として登場したCPUの1つ。

前作との大きな違いは、インテルCPUと同様にシングルスレッドが大きく性能向上したところ。

同じ6コア12スレッドのインテル12400と比較すると、値段的にコスパが悪く感じられるが、その分、各種ベンチマークで猛威を振るう
インテルに比べ、内臓グラフィックも強い。

 

2 マザーボード

マザーボード選択では、

  • 無線LAN・Bluetoothの内蔵
    → 機器がコードレスになりスッキリお洒落に!
  • M.2 SSDの対応
    → 高速かつ、SATAケーブルレスでケース内がスッキリ
  • ITXサイズを重視
    → 拡張性よりも様々なケースに対応するよう、コンパクトなマザボをチョイス
  • USB Type-C搭載
    → 今後需要が増えてくる端子搭載のボードを優先

を重視して選出している。

 

(1)ROG STRIX B660-I GAMING WIFI(約28,000円)

第12世代、第13世代のインテルCPUを検討しており、ちっちゃい子(PC)を作ろう!という人はこのマザボ。

  • DDR5メモリに対応し、
  • M.2 SSDのスロットが2つ、
  • 無線LAN(Wi-Fi6)、
  • Bluetoothをオンボードで搭載、
  • Type-Cのポートも有り

で言うこと無しだろう。

まだまだ価格が高いことがネック。
ZシリーズやHシリーズのマザボは、値段の違いほど大きな性能差は感じられず、コスパ的にはこの商品一択だと思う。
また、後継の『B760I』シリーズマザボも出てきているが、ほとんどのITXユーザーには恩恵を感じることはできないだろうから、安価で入手のしやすい物を優先すると良い。

 

(2)B550I AORUS PRO AX [Rev.1.0](約18,500円)

GIGABYTE 製マザーボード。
CPUにRyzenを考えており、小さくても強い・多機能なPCを作りたいのならコレ。
(当商品はAM4ソケット。Ryzen7000シリーズからはAM5ソケットのマザボが必要)

当方の重視する

  • 無線LANにてaxをサポート
  • Type-C USB搭載
  • ディスプレイポートの搭載
  • 高速有線LAN2500

など死角はない。

インテル系マザーボードはまだまだ値段が高いが、Ryzenマザーボードは選択肢が多く、比較的値段が抑えられた商品が多い。
所持しているCPUが対応したマザーボードか、しっかりと調べてから購入したい。

 

3 ストレージ(SSD)

HDDやSATA接続のSSDは選択しない。
M.2は非常に高速であり、またケース内がケーブルレスとなりスッキリする理由からも選択肢からは外せない。

よって、ここではおすすめのM.2フォームファクタのSSDを選出。

M.2同士の比較では、速度よりも、仕組み上寿命が長いという観点から

QLCタイプよりもTLCタイプをチョイス

 

(1)Monster Storage 2TB NVMe SSD(約12,000円)

Read 7,400MB/s、Write 6,600MB/s
2TBモデルTLC Gen4がこの価格…!?

2023年3月、突如Amazonに現れた商品。
よう分からんメーカーだし安いからスペックは微妙なんだろうなぁ…
そんなことはありませんでした!
Gen4対応で超爆速、超容量、超割安で言うこと無し。

パソコン以外にも、PS5等にもおすすめの逸品!!

 

(2)crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP(約15,000円)

他商品と比べると値段が高く、コスパ的には良いと言えないかもしれない。

しかしながらっ・・・!

  • 安心と信頼のcrucial!
  • 安心と信頼のTLC!
  • 爆速!読み書き5kMB/s以上!

ということで、非の打ちどころの無いスペックに仕上がっている。

 

4 メモリ

メモリの速度は体感しづらく、故障しにくい印象もあるので節約のしどころと言えるかも。
今まで使っていたものがあるなら、それを流用するがよろし。

現在主流の規格は『DDR4』メモリである。
さらに高性能となった最新の『DDR5』が発売されているが、両者に互換性は無い

結果的にマザーボードに合わせる形でメモリの規格を選択することになる。
よって、仮にマザーボードも買い替えるようであれば、最新のマザーボードと併せて、

  • 最新規格のDDR5であること
    → 従来のメモリより、高速かつ省電力に
  • ヒートスプレッダが付いたものを
    → メモリも案外熱を持つ。故障防止にも

こんなところに着目してメモリを選んでみよう。

また、市場には8GB×2が数多く流通しているため、ここでは計16GBの容量のメモリを選出。

 

(1)crucial CT2K8G48C40U5 [DDR5] 8GB×2枚組(約9,500円)

最新のDDR5規格のメモリ。

DDR5メモリはただでさえ1枚当たりの単価が高いところ、16GB×2の構成の商品が大多数で、値段が高止まり状態である。

そんな中、当商品はヒートスプレッドこそ無いが、

  • 安心と信頼のcrucialメーカー製
  • 1万円を切る良心的価格設定
  • 数値から見て取れる超高性能メモリ

となっている。
新しくDDR5メモリを買うならコレはいかがか。

 

(2)CORSAIR DDR4 VENGEANCE LPX Series ブラック 8GB×2枚キット CMK16GX4M2B3200C16 (約7,500円)

DDR4メモリだが、16GBが7000円台!
気軽に買いやすい価格帯。

  • 安心と信頼のCORSAIRメーカー製
  • ヒートスプレッド搭載
  • 圧倒的な低価格

これらの要素から、新しくDDR4メモリを買うならこれだ。
今手持ちのメモリから買い替えたくなってきた。

 

5 電源

ここで挙げる電源候補は、

  • SFX規格であること
    → コンパクトなケースでも余裕をもって格納が可能に
  • プラグイン式であること
    → 不要なケーブルの排除が可能、ケース内がスッキリ
  • セミファンレスであること
    → ほぼ無音電源となって静穏性が良くなる

これらはITX規格、いわゆるコンパクトPCには必要な要素である。

もちろん、その上で80PLUS認証も高水準の物に越したことはない。

 

Corsair SF600 Platinum CP-9020182-JP(約23,000円)

今自分が使用している電源であるが、これ以上の物は無いと思っている。

無音!安定!大満足!

  • 80PLUS認証:Platinum
  • 丁度よい電源容量
  • SFX規格
  • セミファンレス
  • プラグイン式

ワタクシの電源に対する要望が全て叶っている商品である。

 

6 ケース

ケース選択は基本的に見た目で選べばよい。
そんな中でも、僕が選択基準とするのは、

  • DVDドライブ未搭載
    → よりコンパクトになり、ケースの中身もスッキリとする
  • 奥行きの小さめの筐体
    → 設置場所を選ばずに済む

こんなもんです。

対応するマザーボードの規格をよく確認してケースを選ぼう!(1敗)

 

RAIJINTEK METIS PLUS(約6,000円)

安くてカラフルで、自作パソコンらしからぬポップな見た目が売り。
どんな部屋にも似合うだろうし、自サカー度が中和されて逆にインテリアにもなるかも。
「PLUS」が付かないさらに小型ケースがあったが、生産終了になったのが非常に惜しい。

 

7 その他周辺機器

(1)Bluetoothマウス logicool ERGO M575

トラックボール式の、安心と信頼のロジクールマウス
スペースの狭いデスクでも大手を振って(?)利用できる。
手のフィット感が素晴らしい。

単三電池1個で寿命がなが~く持つことも強み。

 

(2)Bluetoothキーボード logicool K380

安心と信頼のロジクール製Bluetoothキーボード。
単四電池2個でこれまた寿命が長く持つことが強み。

 

(3)MX Keys Mini Logicool KX700PG

K380との違いは、即応性や電波の安定感が半端ないLogi Bolt接続である点。
少し値段は高いが、接続時の反応の速さや安定感は抜群!

 

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9件のコメント

第13世代のCoreシリーズはかなり気になっていて、音楽再生用に使っている3770SがWindows 11に対応しないので入れ替えてみたいのですが、他の出費が重なって当面は見送ります。
10400のメイン機は現状の用途に支障が無いので、周辺機器で使いやすさを改善していきます。

まずはコードレス・テンキー(エレコム、TK-TDM017)を導入し右手でマウス、左手でテンキーを操作することが出来るようになりました。見た目はもっさりしていますが、操作性も視認性も良くて満足してます。

次にテンキー無しのコードレスキーボード(エレコム、TK-FDM115S)で机の上をすっきりとつかいやすくしました。ただおなじエレコムなんですが、テンキーに比べキートップの表面が光を反射しやすくて視認性がやや劣るのと、ごく希にですがおなじキーが勝手に入力されるような状況が出ています。こちらは大きさと価格で選びましたので、この辺はあきらめるしかないですね。

そして、モニターアームですが、最初に選んだグリーンハウスのGH-AMEA1-BKは数カ所のネジが付属の工具を使っても全く動かないほど締め付けられていて一切調整できず、不良品として返品する羽目になりました。代わりに購入したのがIOデータのDA-ARMS4 。調整など若干癖はありましたが作りもしっかりとしていて調整もしやすく机もスペースもかなり広くなりました。

あとはノートPCのUSBポートが電源用のCが1つと3.1が1つしか無くてコードレスマウス、キーボードとポータブルHDDなどの併用が出来なかったのですが、エレコムのU3HC-A424P10BK(USB PD対応)が5千円を切っていたので購入。使う機会は少ないものの、コレのおかげで一通りの周辺機器に対応出来るようになりました。

むぅ、確かにコストパフォーマンスとしては圧倒的に12100なのかもしれませんね
中古などもたくさん出回っているでしょうし。

値段に少し目をつむり、ワットパフォーマンスが良い新商品という観点で選出したということでご理解頂ければ…^^;

マザーボードにROG STRIX B660-I GAMING WIFIが紹介されているのに、DDR5メモリの紹介は無いのですか?

おっしゃる通り、組み合わせとして紹介すべきですねm(_ _)m
少し勉強しておすすめを紹介したいと思います!

Intelの12世代はヒートスプレッダの問題をIntelが認識していながら「限度は超えない」と能力の低下などを無視した発言をしていましたので、11世代のCore i5 11400などの方が安心して使用できるように思います。スペック自体は12世代の方が良いのでしょうが、安定性とどちらを優先するかですね。

自分は Core i5 10400 ですが、室温27℃でネット閲覧時のCPU温度は Core Tempで33~36℃位です。
ケースはEndeavor Pro-500Lのケースで、5インチベイを2つと3.5インチベイを1つを解放しています。

CFDのSSDは何年か前に「温度が常に同一の値で表示される」という問題が報告されていたので敬遠しています。

bake さま
どもです!
何でもかんでも新しい物好きというのも考え物なのかもしれないですね…
ヒートスプレッダ問題というのを認識していませんでした。
非常に勉強になりましたm(_ _)m

これからも新しくPCを組む方に最新CPUをおすすめさせてもらう一方で、ハードゲーマーやベンチマーカーといった用途の方に対しては、ご意見の理由から安定商品を選択してもらうと良いのでは、と考え改まりました。
私は10900Tという謎CPUですが、発熱も無く現状に不満は無いので、問題点が解消し、かつ、もっともっと根本的な進化を遂げたCPUが現れない限りは、このまま使用継続となりそう。

SSDはコントローラーのアップデートやBiCS5等の技術進歩に着目、不具合等の側面は最新商品となり解決されているだろうと希望的観測で選択していました(爆)
身も蓋もないですが、自分が選択した商品の購入前の情報収集が大切と改めて思います。

グラボ必須CPUなのにグラボが構成に入っておらず役に立たない
そもそもグラボ搭載して省電力とか矛盾してるな

ひじょ~~に今更ながら!
おっしゃる通りです‼
2022年2月22日にグラフィック内蔵のものに一新しております。
今後もそこらへんを配慮して選定していきますm(_ _)m

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