【朗報】Google Chrome バージョン70リリース!
Chromeユーザにはプチ嬉しい情報が入っております。
ブラウザバージョンアップです。
バージョン数値の一番左の位の更新はメジャーアップデート感があって良いですね!
2018年10月16日現在、最新バージョンは『70.0.3538.67』となります。
さて、このバージョンアップデートで何が変わったのか。
主なものを取り上げると下記のとおりです。
目次
1 HTTPS非対応Webサイトの警告強化
Chrome では、2016年7月にリリースされた Chrome Ver.52 から段階的に、保護されていないページの警告についての機能を追加してきました。
そして、2018年7月リリースの Chrome 68からは、HTTP接続だと一律に「保護されていない通信」と表示されるようになり、加えて、この Chrome 70からは、HTTP接続でメールアドレスやパスワードのなどの情報入力フォームが設定されているページにアクセスした際、URL欄にて赤字でユーザに警告を促す仕様となったものです。
2 強制ユーザログインの設定見直し
今までは Google サイトや 「Gmail」等にログインすると、Chrome もその設定を拾って自動的に(強制的に)Chrome ユーザもログインする仕様でした。
この仕様が見直され、設定の詳細→プライバシーとセキュリティの項目で無効化できるようになりました。
3 デベロッパーツールが便利に
開発者やWebデザイナーなどは嬉しいお話。
それ以外の方は「あぁ、Google 頑張ってるじゃない」程度で良いと思いますので、ここでも詳しくは述べませんが、
- Live Expression機能
コンソール画面でリアルタイムに値の変化を観測 - DOMノードの強調表示
ノード情報のハイライト表示
などなど、コンソール機能がパワーアップしています。
他にもたくさん変わっているところがありますよ~
4 一部のデバイスで指紋認証対応
Mac の touchID や Androidの指紋認証がデフォルトで利用可能になりました。
Webサイトのログインなども、指紋情報を用いてログインできるように。
これで万一スマホを紛失して、悪意ある人間に拾われたとしても、スマホで不正にWebサイトにログインされる可能性は減ったわけです。
あと、単純にログインが簡単になりますね。
まぁ、iPhoneユーザにとってはSafariで既に採用されているセキュリティ機能ですが・・・
5 ピクチャーインピクチャー機能
個人的に、これが一番利用することが多いだろうなぁ
パソコンユーザ向け機能。
YouTubeなどの動画を、別のウィンドウに表示して、別の作業をしながら再生をすることができるようになりました。
動画上で右クリックをポチポチと2回押し、出てくるメニューからピクチャーインピクチャーを選択、表示される動画は、非常に高い自由度で表示することができる。
「タブごと別ウィンドウを起ち上げて視聴すりゃあいいじゃないか」とお思いかもしれませんが、動画サイズをシアター表示、調整する手間やウィンドウの余計なUIを省けることを考えるとなかなかアリな新機能!
特にノートパソコン等の小さい端末をご利用の方は知っておくべき。
- 対応サイトが少ない
- 広告を挟むと動画がブラックアウト!
など懸念もありますが。
6 まとめ
HTTPS比対応サイトの警告の他にも、セキュリティ方面で重要な更新がなされたなど、メジャーアップデートと言える新機能の数々でした。
このような話は、ブラウザ利用者のみならず、サイト運営者も日々向上するセキュリティ意識に後れを取らないようにしなくてはならないな、と気を引き締める思いになりました(*´ω`*)
コメントを残す