パソコンを使っている人にとって、通信速度もパソコンの性能と同等に気になるところですよね。
全国的に光通信が普及してきたとはいえ、現在のパソコンスペックから考えると、どう考えても通信速度がボトルネックな気がします。
そんな中、V6プラスにプランを変更することで、自宅のネット環境が改善されたので備忘録としてここに書き記していきます。
目次
1 PPPoEとV6プラスについて
光ネットの契約の形態としては、まだPPPoEでの接続が大半を占めていると思われます。
通信は、混み合ってしまうと速度が低下する性質があるので、お昼頃や、夜20時頃に通信速度が非常に遅くなってしまいます。
しかし、V6プラスを利用することで独自の通信経路を使うことができるようになり、通信の低速化を回避することが可能となります。
また、PPPoEは契約したプロバイダの識別子とパスワードを使用して接続をしているものですが、V6プラスはこのような認証をすることなく、通信が可能となっています。
・独自の通信経路を利用し、混雑回避
・認証という過程をスキップできる
これらの特長で、高速通信を実現しているのがV6プラスなのです。
2 V6プラスのメリット
(1)通信の高速化
実際に私の環境で、V6プラスに変更することによってどれほど高速化したか、データを公開したいと思います。
まず、PPPoEで通信した際の通信速度です。
何度か測定しましたが、だいたいこのような数値でした。
○ 平日12時ころ(PPPoE)
○ 平日21時ころ(PPPoE)
○ 平日24時ころ(PPPoE)
21時ころ、俗に言うゴールデンタイムの通信速度の低下が顕著です。
普段の10分の1程にまで低下してしまうとは・・・
しかし、V6プラスに変更した結果は以下のとおりとなりました。
○ 平日12時ころ(V6プラス)
○ 平日21時ころ(V6プラス)
○ 平日24時ころ(V6プラス)
○ PPPoE接続
時刻 | 下り速度 | 上り速度 |
12:00ころ | 217.1Mbps | 157.4Mbps |
21:00ころ | 10.4Mbps | 54.7Mbps |
24:00ころ | 121.5Mbps | 103.9Mbps |
↓
○ V6プラス接続
時刻 | 下り速度 | 上り速度 |
12:00ころ | 200.7Mbps | 62.4Mbps |
21:00ころ | 115.2Mbps | 135.9Mbps |
24:00ころ | 179.8Mbps | 200.2Mbps |
まぁ、同じ光回線の通信なので、通信速度が数倍になったぁ!という訳ではないのは当たり前です。
しかし、ここで注目したいのはゴールデンタイムの速度低下についてです。
PPPoE接続では、混雑がモロに影響して、速度のバラツキが大きい状況ですが、V6プラスについては安定的です。
特に、ネットの通常使用であれば(メッチャ高画質系のYouTuber等でなければ)、下り速度のみが重要項目となります。
10分の1まで速度低下することなく、24時間安定した速度で接続できるV6プラスは魅力的と言えるでしょう。
(2)安心・簡単な接続
従来の接続方法は、契約したプロバイダから封書が送られてきて、そこに書いてあるID、パスワードをパソコンやルータに設定し、やっと接続が実現していました。
しかし、V6プラス契約ならば、それらを全てスキップできるのです。
回線工事の際の情報を用いて、プロバイダが自動でユーザを認識、比較的短時間で面倒な手続きをナシにネット接続できるようになるのです。
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(3)PS4も高速化?
早くはなったが、測定ごとに通信速度がまちまちな結果に。
参考程度に。
○ PPPoE接続(12:00、21:00測定)
○ V6プラス接続(12:00、21:00測定)
3 V6プラスのデメリット
主には、
- 固定IPアドレスの取得が不可能
(自宅サーバの運営などに影響) - PS4等の一部ネットプレイに影響がある?
→ 私が今やっているみんゴルやギルティ等は問題ないが・・・
などですが、一部の人以外はデメリットは無いようなものでしょう。
私が利用しているDMM光は、電話一本で、無料でV6プラスとPPPoE方式を変更することができるので、万が一が起きてもリスクは最小限にできそうです。
4 プラン変更方法
私の契約しているDMM光では、契約マイページに記載の、
お問合せ窓口 0120-660-481
に電話し、ものの1,2分で手続きが完了した。
切り替えには1~3日ほどかかるとのことだったが、それまでは今の接続を使用できるので損する時間はない。
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